最後に
約1ヶ月振りの更新となりました。
この1ヶ月は、心配をかけていた親戚や友人への帰国報告に行ったり、就活したりしていました。
就活では約半年間のブランクがありますか、なんとか内定をいただき、この4月から社会人復帰します。
面接では、ブランクの間、何をしていたのか聞かれました。正直に世界一周に行っていたことを話しました。職種にもよるのでしょうが、特に悪い印象を持たれたことはなかったと思います。
所属がある、収入がある、毎日やるべきことがある。仕事があるということの大切さを感じました。復帰が今から楽しみです。
少しずつ生活リズムを整えて行こうと思います。
このブログは本日で更新終了です。
読んでいただき、ありがとうございました。
世界一周 費用のまとめ
旅を終え、世界一周にかかった費用が分かったので書いていきたいと思います。
211日間の旅でかかった費用は1,452,581円でした。
これに事前に購入していた世界一周航空券や海外保険代が600,000円だったので、合計は2,052,581円です。
ここには旅に必要なものを買い揃えた費用は入っていません。
次に旅中につかったお金の内訳です。
◯交通費(世界一周航空券は除く)
579,645円
◯宿泊費
445,251円
◯食費
212,851円
◯観光費
161,036円
◯雑費(ビザ代、シャンプーなどの日用品、チップなど)
53,797円
1日あたり6,884円で生活していたことになります。
宿はbooking .comで評価の高いところを選んでいたので、他の旅人より高めだと思います。
また、食事は外食も多かったのでこれも高めです。
最終的に予算内で収まったので良かったです。
世界一周の旅を終えて
嫌な思いもしたけれど、親切にしてもらったことの方が圧倒的に多かったです。
日本にいてニュースを見ているだけでは、きっと外国人や海外に対してあまり良いイメージを持たないまま生きていたと思います。事実、海外に行くことに私は恐怖心を持っていました。
しかし、今回の旅でそのイメージは払拭されました。
騙そうとする人も確かにいたけれど、ほとんどが親切な人です。
旅中にあった外国人旅人には特に親切にしてもらいました。
スペイン語が分からないと困っていると、英語で通訳してくれたり、迷子になったときには利用していない宿なのに無料でWiFiを使わせてくれたり、チケットの買い方が分からない時は丁寧に教えてくれたりと数えたらきりがありません。
きっと外国人一人一人はとても良い方なのですが、日本のニュースの仕方では、テロや殺人、大きな事故などの報道ばかりなので、外国人や海外に対して怖いイメージなどを持つことがあると思います。
これからはニュースの見方が変わりそうです。
また、旅をしていて宗教や世界史について興味を持ちました。
なぜ戦争が起きたのか、なぜこの国はこうなのか、など知りたいことがたくさんあります。少しずつ本などで勉強していこうと思います。
最後に、旅を終えて
旅に出る前にもっとスケジュールについて考えておけば良かったと思いました。
約8ヶ月の旅でしたが、期間が長いと感じましたし、行きたいところを日本にいるときにもっとしぼっておけば最後までダレることなく旅することができたと思います。
また、一度に世界一周する必要もないと感じています。できれば、大陸ごとや国ごとに旅することができれば身体的にも精神的にも社会的にも負担が少ないと思います。
正直、今までの人生で1番つらかったことは、今回の世界一周の旅だとはっきりと言えます。
なので、簡単に他の人に世界一周をオススメすることはできません。
私に旅人は合わなかったです。笑
でも、行けてよかったと感じています。
ネパール滞在記
ネパール滞在は9日間の予定です。
インドとの国境からカトマンズまでは山道で道路が舗装されていないところが多く、砂埃が舞っていました。マスクは必須だと思います。
カトマンズの町も砂埃や排ガスで空気はきれいではありません。
外に出るときはマスクをして行動していましたが、鼻水や咳、痰が止まりませんでした。
カトマンズは寺院や火葬場などを周りました。外国人はどちらも1000ルピーでした。火葬場は日本では見ることのできない光景を見ることができました。
カトマンズで2泊した後は、ローカルバスでバクタプルへ移動しました。料金は25ルピーでした。安い‼︎しかし、ぎゅうぎゅう詰めなので荷物が多いと大変です。村への入場料は1500ルピーでした。
ここではちょうど男の子の通過儀礼のお祭りがあり、にぎわっていました。ヤギを最後に男の子が今後事故などに遭わないように生贄としてその場で捧げられていました。これも日本では見ることはないものだと思います。小さい頃からこのような光景を見ていたら慣れるのでしょうか。食育にはとても大切だなと感じました。
バクタプルで2泊した後、再びローカルバスでナガルコットへ向かいました。料金は50ルピーでした。
こちらの入場料は339ルピーでした。中途半端・・・。
ここでは朝日や夕日に染まったエベレストを観たかったのですが・・・?
2泊しましたが霧なのか大気汚染なのか真っ白で全くヒマラヤ山脈を観ることができませんでした。残念。
帰りもローカルバスを乗り継いでカトマンズへ戻りました。
カトマンズで一泊して明日はインドのデリーへ戻ります。そしてデリーで2日過ごし、日本へ帰国予定です。
今度は騙されないぞ‼︎
インド・ネパール国境越え
朝6時に起きるとすでに国境ゲート前に車が並んでいました。
国境まで近いので歩いていきます。
まずはインドの出国手続きを済ませるためにバスステーション近くのイミグレーションまで歩いていきました。インドの出国日当日でないと、ネパールへは入れないそうです。なので、インドの出国手続きをしてからインド側の宿には泊まることができません。
ちなみに国境近くのインド側の宿はイミグレーションを通り過ぎたところにあるため注意が必要です。
無事に出国手続きを終え、インドとネパールの国境へ。歩いて国境を越えるのは、ペルーとボリビア以来です。
ネパールのビザを持っていなかったため、25ドルを払ってその場でビザ申請をしました。ちなみに証明写真を持っていなかったのですが、パスポートのコピー(白黒)を出したらそれで大丈夫でした。
イミグレーションからタクシーでカトマンズへ向かうことに。
途中から山道なのにスピードを出すので怖かったです。
休憩を入れながら約8時間でカトマンズに到着。
長距離移動の疲れを取るために今日は少し高めのホテルに泊まります。
インドからネパールへ
ニューデリーでの詐欺で落ち込みましたが、気を取り直して観光と旅を続けていきます。
来る予定ではなかったアグラではタージマハルを観にいきました。少し曇っていてあまりきれいに朝日が見られなかったのが残念です。入場料は1000ルピーでした。観光客価格で少し痛い出費です。
アグラの町はそれほど大きくないため、トゥクトゥクで周り、気になるところで降ろしてもらって観光しました。
夜にはホテルで頼んでもらった寝台バスでバラナシへ向かいます。
値段は1700ルピーでフラットのベッド、ブランケット付きです。トイレは付いていないため、スタッフに言って停めてもらい、その辺の草むらやガソリンスタンドで用を足すしかありません。
道も悪く、急ブレーキがかかるたびに頭に血がのぼるという体験をしました。
もう一生、寝台バスに乗ることはないでしょう。次来ることがあれば、列車または飛行機で移動したいですね。
約12時間でバラナシに到着。その日は疲れたため、宿でゆっくり過ごしました。
次の日、天気はあいにくの曇り空でしたが、ガンジス川へ沐浴する光景を見に行きました。
メインガートは観光地化されていて神聖な雰囲気がないため、離れたところがオススメです。
臭いは予想より気にならなかったです。
ある程度川沿いを歩いた後、宿に戻り、タクシーを手配してもらって今度はネパールとの国境の町スノウリへ移動します。列車もありますが、友人たちと4人での移動のためそこまで高くないタクシーを利用しました。途中で休憩もしてもらえますしね。
しかし、大人3人の後ろ座席は想像以上にきつかったです。列車の方が良かったかな・・・。
約10時間のドライブでスノウリの町に到着。ネパールとの国境はすぐ目の前です。国境は明日越えることにして近くの宿で休むことにしました。
ネパールはインドと比べると人が優しいそうです。早く安心できる環境に行きたいです。笑